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【X-T2】ミラーレスでライブ撮影は可能? Nikonのフルサイズ、D750との違い【FUJIFILM】

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こんにちは!ともカメラ管理人、ともひろ(@Tomo_camera_)です!

FUJIFILMのミラーレス一眼カメラ、X-T2を購入してから1ヶ月が経とうとしています。

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JPG撮って出しで、うっとりするくらい綺麗な写真ができあがるので、

「さすがフィルムメーカーが作ったカメラだな」と満足しています。買ってよかった!

 

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時間帯に関係なく、空の色がしっかり出るのは撮っていて気持ちがいいです。

 

さてさて、コンパクトなX-T2を手に入れてからは街中スナップが多い僕ですが、

誰かに依頼されて撮影するのはライブ撮影が多いです。

 

ライブ撮影は"暗い、(被写体が)速い、逆光"

カメラが苦手とする条件がいろいろと揃った特殊なシチュエーションです。

僕はいままでNikonD750をメインに使い、ライブ写真を撮影してきました。

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被写体:Apollogic(@apollogic_)さん | Twitter

D750のフルサイズセンサーが捉える光と暗闇の精細な描写はすばらしく、

ずっと頼れる相棒として信頼をおいていました。

ただ、Nikonの発色に飽きてしまい、X-T2にマウント替え…。

 

X-T2にメインカメラを変更したものの、

どうしても不安だったのは"このカメラでライブ、撮れるのか…?"ってことでした。

 

ライブに限らず、"ミラーレスは素早く動く被写体に向かない"と言われています。

その理由は遅い”から。

AFの速度やファインダーの切り替えなど、

体感的な操作スピードが一眼レフに比べて圧倒的に遅いのです。

 

ただ、色々なレビューを見てみるとX-T2のAF速度は実用的であると書かれており、

FUJIFILMX-T2を使ったライブ写真のレポを発表しているあたり、

AF精度にはかなり自信を持っているようです。

 

なので、思い切って2つのライブ撮影でX-T2を実戦投入してきました!!

きょうはその経験をもとに、いろいろ書いていきます。

 

そもそも、一眼レフとミラーレス一眼の違いってなに?

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*一眼レフとミラーレスの違いがわかっている方は読み飛ばしてくれて構いません*

最も大きな違いは、"ミラー"の有無によるファインダーの種類の違い。

一眼レフのOVF

一眼レフカメラは、ボディ内部にミラー(鏡)が搭載されています。

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このミラーに光を反射させることによって、タイムラグなしでファインダーに

実像を表示させることができます。

http://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/knowhow/common/img/knowhowpic_10_01_02.gif

引用URL:http://av.jpn.support.panasonic.com/

光を反射(リフレクション・REFLECTION)させるので、一眼レフと呼ばれているわけです。

この種類のファインダーを光学式ファインダー、OVFと呼びます。

 

OVFのメリットはこんな感じ。

・タイムラグなしで被写体を視認できること

・ズームなど、直感的な動作に素早く対応できること

・電源が入っていなくても被写体が見えること

 

ミラーレスのEVF

対して、ミラーレスはその名の通りミラーがありません。

レンズを外しても、イメージセンサーがあるだけです。

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ミラーレス一眼は、鏡で光を反射させるのではなく、

イメージセンサーで捉えた光を電気信号に変換し、ファインダーに表示させます。

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ファインダーの中に小さな画面があり、そこに映像を表示しているわけです。

 

一眼レフと違い、ミラーレスは電源が入っていなければファインダーを覗いても何も表示されません。

この種類のファインダを電子式ファインダー、EVFと呼びます。

 

EVFのメリットは、

・ミラーを必要としないので、カメラを薄く軽量化できる

・撮影される写真がそのままファインダーに表示されるのでとっつきやすい

"ピントがあってる部分を青く光らせる”など、機械を通していろいろと表示できる

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このあたりでしょうか。

これを見ただけだと、ミラーレスでもなんらライブ撮影に問題ない気がしますね。

 

なぜミラーレスは"ライブ撮影"に向かないか

理由①:EVFに発生するタイムラグ

EVFを通して撮影者が見ているのは目の前の被写体ではなく、

イメージセンサーを通して出力した"映像"です。

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EVFに出力するために、目の前の被写体とタイムラグが発生します。

X-T2は0.005秒と非常にわずかではありますが、それでも被写体の動きとEVFにズレがあります。

オリンピックやF1のように、

0コンマ何秒を競う世界でミラーレスが使われない理由がタイムラグです。

 

理由②:カメラが何か処理をする時、EVFがカクつく。

何度も繰り返しているように、EVFはファインダーに出力された映像です。

カメラにかかる負担が大きくなって処理に余裕がなくなってくると、EVFの映像が止まったりカクついたりします。

その間は被写体を見ることすらできません。

 

ライブ撮影では1枚ずつ狙いすましてシャッターを切ることはなく、

ひたすら連写し続けます。

連写すればするほど、EVFの映像がカクカクになっていきます。

これはつらい。ミラーレスがライブに使われないわけです。

 

大雑把な言い方をすれば、

ミラーレスは全ての処理に機械の力を必要とするので"遅い"のです。

瞬発力が必要な場面で、人間の思考に機械の処理速度が追いついてません。

一眼レフはアナログな部分が残っているからこそ、動作が速いのです。

 

長くなりましたが、これがミラーレスがライブ撮影に向かない理由です。

 

とまぁミラーレスがライブ撮影に向かない理由を承知の上で、

ライブに実戦投入してきました。

 

X-T2でライブ撮影、実写編

2017.02.28 渋谷Milkyway

ひとつ目のライブはWELVED VELVED(@WELVED_VELVED)

ではさっそくX-T2で撮ったライブ写真をどーぞ!

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X-T2実戦初投入でしたが、

「ミラーレスおせえええええええええ(´゚д゚`)」というのが正直な感想。

「やべぇ、まともな写真が撮れてねぇ…」という焦りでリアルに足が震えました(笑)

 

ただライブ後に写真を見返すと、

バッチリピントが合った写真が量産されていて驚きました。

これはほんとに驚いた。X-T2のAF精度がいいんでしょうね。

FUJIFILMの発色の良さもあり、柔らかい雰囲気のライブ写真になってます。

 

2017.03.02 初台DOORS

この日のライブはいつもお世話になってるApollogic (@apollogic_)

前回よりもX-T2に慣れてからの撮影でした。

 

では、どーぞ!

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ある程度レタッチしているのですが、やはり柔らかい写真になりますね。

ノイズの乗り方にフィルムっぽさを感じさせます。さすがFUJIFILM

 

Apollogic (@apollogic_)は何度もライブを撮っているので、

NikonD750で撮った写真と比較してみましょう。

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いやー、、、

 

D750の写真さすがに綺麗だな(笑)

フルサイズで撮った写真と比べると、やはり圧倒的な違いがありますね。

 

まぁ、これくらいNikonFUJIFILMは違うってことがわかってもらえたでしょうか(投げやり)

 

X-T2でライブを撮ってみて、正直な感想。

秒間14枚の連写速度は、ライブ後の選別が大変なくらい速い。

f:id:tomo-camera:20170314001923j:plainミラーレスはミラーの動きが必要ないので、一眼レフに比べて連写が速く

X-T2は1秒間に最速14枚連写できます。

 

これは、Nikonのフラッグシップモデル"D5"の連射速度よりもさらに速いです。

一瞬が勝負のライブ撮影でこの連射速度は大きなメリットです。

 

アイセンサーは切って、EVFオンリーで。じゃないと話にならない。

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X-T2は背面ディスプレイを見ながら撮影することもできますが、

EVFとの切り替えに約1秒間なにも操作できない時間が生まれます。

 

あまりの遅さにライブ中くっそイライラするので、最初からEVFのみで撮影しましょう。

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ここを押せば表示場所の切り替えができます。

 

APS-C機なので、レタッチで弄れる幅が狭い。

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D750で撮った写真はライブ後の加工の自由度が高く、すこし無茶なレタッチをしても破綻しませんでした。

 

(参考例:D750レタッチ前)

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(参考例:D750レタッチ後)

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やはり、フルサイズのRAWとAPS-CのRAWには歴然とした差があります。

 

X-T2で撮った写真はレタッチでいじれる幅が狭かったです。

RAWで撮影してますが、あまりいじれません。

(参考例:X-T2レタッチ前)

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(参考例:X-T2レタッチ後)

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撮って出しをするならX-T2、がっつりレタッチするならD750ですね。

 

結論:X-T2もいいけど、素直にフルサイズで撮ったほうがいいかもしれない。

しょうじき、この記事を書き始めた時は、

X-T2良いよ!ミラーレスだけどライブに向いてるよ!

という結論ありきでした。

 

でもD750で撮影した写真を久しぶりに見返すと、

素直にD750で撮ったほうが良いかもな…」という気持ちになってきました(笑)

 

やはりEVFはシビアな動体撮影に向きません。

それはスポーツの撮影でミラーレスを使ってるカメラマンがいないことからも明らかです。

 

ただ、まったくライブで使えないわけではないんですよ。f:id:tomo-camera:20170314013921j:plain

やはりFUJIFILMの柔らかい発色は素晴らしいですし、

オートフォーカスは精度、速度ともに問題ありません。

ただ、どうしても直感的な操作にカメラがついてこないので、それならD750のほうがいいかなぁっていう。

 

ライブ後のレタッチ幅を考えるならD750のほうが圧倒的に有利です。

ただ、色が素晴らしいのはX-T2だし…

と贅沢な悩みを抱いてますね、うん(笑)

 

今後は、単純に2台持ちのほうが便利なので、

標準ズームはX-T2、魚眼や望遠はD750と使い分けて行こうと思っています。

 

なんか結論が有耶無耶になってしまいましたが、こんな感じです。

どちらも良いカメラなので、適材適所で使い分けていこうかな!!

 

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