ともカメラ!!~まいにちフィルム~

フィルムカメラ大好きマンが写真を載せてばかりのブログです。

カメラ初心者でも大丈夫!かっこいいライブ写真を撮るための5つの処方箋!

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こんにちは!ともカメラ管理人、ともひろ(@Tomo_camera_)です!

 

昨日は渋谷ギルティにて行われた、

GUILYY 25th Anniversary 「colorful wonder land」にて、

ぜんぶの出演バンドを撮影させてもらう機会に恵まれました。

このイベントですね。フライヤーかっちょいい。

f:id:tomo-camera:20170317225033j:plain僕からの急なお願いでしたが、こころよく撮影させてくれました。

 

渋谷ギルティ店長の本田さん、スタッフのみなさま、出演者のみなさま、本当にありがとうございます。

 

さてさて、きょうは「かっこいいライブ写真を撮るための話」です。

 「これを知ってれば、かっこいいライブ写真が撮れるはず!」ってポイントを、

僕が撮らせてもらった写真を使いながら、紹介できればなと思います。

 

*この記事の写真は、すべて撮らせて頂いたバンドの皆様のご厚意によるものです。

いつも撮らせてくれて、本当にありがとうございます*

 

かっこいいライブ写真を撮るための、5つの処方箋

その①:限界からあと一歩、前に出てみる

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かっこいいライブ写真を撮るための、いちばん大事な話をします。

 

自分が限界だと思った場所から、

あと一歩、前に出て撮影して下さい。

 

これに尽きます。

どういうことか。

 

僕ら日本人は、人の視線や場の空気を読むことにとても敏感ですね。

小心者の僕はよく周囲の目を気にしすぎてしまうのですが、

ライブ撮影中のあなたもきっとこう考えます。

これより前に出たら、他のお客さんに怒られないかな…

こんなにステージに近づいたら目立っちゃって恥ずかしいな…

 

そう思ったら、チャンスです。あと一歩前に出てください。

その「あと一歩」が「かっこいいライブ写真」と「ただのライブ風景」の分かれ目です。

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これより前に出たら邪魔に思われるかも…」という恐怖に負けてその場でズームして撮った写真と、あと一歩前に出た写真では迫力が違うんですよ。

 

他のお客さんを気にして、遠慮しながら撮った写真はバレます。一歩前に出てください。

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ライブ写真を撮りはじめて間もない時期の一枚。ステージまで遠いのでビビってた事がすぐわかります。

 

ライブカメラマンの仕事は、ライブを最高にかっこよく撮影することです。

決して、他のお客さんの目を気にして遠慮することではありません。

もちろん、お金を払って見に来ているお客さんの邪魔にならないように

背を屈めて移動するなどは当たり前ですが、必要以上に萎縮するなってことです。

 

空気を読む恐怖」に打ち克って、一歩前へ出てください。

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ステージギリギリまで、近づいてみてください。きっと迫力のある写真が撮れます。

 

その②:動き回って、たくさんの場所から撮る

バンドによって「かっこよく写る角度」というものがあります。

 

人数が多いバンドなら、真横から撮るとワチャワチャしてかっこいい。

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三角形に並んだスリーピースだと真正面からの魚眼が似合う、なんて具合ですね。

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初めて撮るバンドの場合、まずはいろいろな角度から観察してください。

ライブハウスの作り、照明の雰囲気、バンドの編成やパフォーマンス、お客さんの混み具合によって「かっこよく撮れる角度」は変わります。

 

ひとつの場所で撮り続けるのではなく、

ライブハウスの中で「かっこよく撮れる場所」をいくつか見つけてください。

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この図のココ!の場所が目安ですが、ステージ最前、上手と下手が最優先です。

そこから持っているレンズに合わせた距離で調整してください。

 

ここでも、空気を読みすぎちゃダメです。

カメラを首から下げていれば、ほとんどの人はスペースを開けてくれます。

しっかり「ありがとうございます」とお礼をして、いろいろな場所で撮りましょう。

 

その③:ファインダーだけに集中しない。常にステージ全体を見る。

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ファインダーを片目で覗いている人は、今日から両目を開けるようにしてください。

これは風景やポートレートを撮るときも同じです。

殆どの人は左目でファインダーを覗くと思いますが、右目でも周りの動きを見てください。

 

例えばこの写真。

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ベースを撮りつつ「他のメンバーはなにしてるかな?」って注意すると、色々なことに気が付きます。

 

ドラマーを入れたほうが奥行きが出てかっこいいかもしれませんし、

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顔の向きを変えれば照明の雰囲気がちがうかもしれません。

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ボーカルがすごく良い表情をしてるかもしれません。

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ライブにはシャッターチャンス"しか"ありません。ただ、一瞬で終わってしまうものばかりです。

いつも「両目を開いてまわりを見る」ことを意識して一瞬のチャンスに敏感になってください。

 

その④:メンバー全員が写るように撮る。特にドラマーの位置を意識する。

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すこし広角気味に撮る場合、

メンバー全員がしっかり写るように撮るとライブ感が出る写真になります。

ただ、ここで難しいのがドラマーの入れ方です。

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真正面から撮ると、ボーカルの身体やマイクスタンドで隠れてしまいがちです。

 

この場合、

ボーカルの位置がズレた瞬間を狙うか、

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自分が左右に動いて撮影するか、で調整できます。

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また、バンド全体を写すときはドラマーをどこに置くかで雰囲気が変わります。

【画面右にドラマー】

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【画面中央にドラマー】

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【画面左寄りにドラマー】

f:id:tomo-camera:20170318012819j:plain全員を写すときは、ドラマーを意識してみてください。バシッと決まるとかっこいいですよ。

 

その⑤:曲が終わる瞬間は、シャッターチャンスの宝庫。

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曲が終わる瞬間はシャッターチャンスにあふれています。

とくに最後の曲が終わる瞬間は、必ずなにかあります。

 

全員でジャンプするかもしれませんし、

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ステージに座り込むくらい暴れるかもしれません。

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メンバーが手を振ってくれるかもしれません。

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色々とパターンはありますが、最後の曲が終わる瞬間というのは

演奏中とは違う、「やりきった表情」を撮影するチャンスです。

しっかり捉えてあげましょう。

 

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演奏が終わってメンバー全員がハケるまでが、カメラマンの仕事です。

メンバーがハケ終わるまでは、一緒に戦っている気持ちでシャッターを切り続けます。

 

終わりに。

色々と書いてきましたが、ライブ撮影に難しい技術は必要ありません。

"バンド"という、かっこいい被写体をそのまま写すだけです。

SNSを見ていると、「撮影者のレタッチ技術」を強調しすぎなライブ写真を目にしますが、僕はあまり好きではありません。趣旨がズレています。

 

なにも特別なことをしなくても、バンドはすでにかっこいいのです。

目の前のバンドに興味を持ち、感謝の気持ちとともにシャッターを切ればいい写真が撮れるはずです。マジで。

写真ってそういうものです。

 

最後はなんだか精神論になってしまったけど、

僕は撮らせてくれるバンドに感謝しています。ライブを撮るのが本当に好きです。

「目の前のバンドを最高にかっこよく撮る!」という気持ちがあれば誰でも

かっこいい写真が撮れます。

 

予定よりもだいぶ文字数が増えてしまったので、続きはまた次回。

パートごとの撮影のコツを書こうと思ってます。

 

ではでは、また次の記事で!